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集客

店舗集客のアイデア15選

集客施策は「思いついた順」に打つと効きません。新規来店・再来店・話題づくりのどこに穴があるかを先に決めてから選ぶと、同じ予算でも結果が変わります。

集客施策を認知・新規来店・再来店の3層に分けて整理した図
集客施策の3層モデル

集客施策は3層に分けて考える

店舗の集客がうまくいかないとき、多くの場合は施策の数が足りないのではなく、施策の種類が偏っています。SNSばかり回している、割引ばかり打っている、といった状態です。

施策は大きく3層に分かれます。まだ店を知らない人に知ってもらう「話題づくり」、知っている人に来てもらう「新規来店」、来たことのある人にまた来てもらう「再来店」。この3つは目的も、効果が出るまでの時間も、測り方も違います。

自店の弱点がどこにあるかは、数字を見れば概ね分かります。通行人は多いのに入店が少ないなら店頭の問題、一度来た客が戻らないなら体験の問題、そもそも認知されていないなら話題づくりの問題です。

話題づくりの施策(認知を広げる)

01 SNSでの継続発信
最も基本的な施策です。ただし更新を続けられるかがすべてで、月に数回の投稿では認知は積み上がりません。運用できる体制があるかを先に確認してください。
02 インフルエンサーとの連携
自店の客層と重なる発信者を選べるかが成否を分けます。フォロワー数より、その人の投稿に反応している層が自店に来られる距離にいるかを見ます。
03 プレスリリース
新しい取り組みは記事になる可能性があります。特に地域メディアは、ほかにない要素があれば取り上げてくれます。
04 撮影スポットの設置
来店客が自発的に撮って投稿したくなる対象を置きます。広告費をかけずに認知が広がる数少ない手段です。
05 AIロボットの設置
動いて人と関わるロボットは、店頭で目を引き、写真と投稿を生みます。まだ珍しいため、話題づくりとしての効果は現時点では大きい施策です。

新規来店の施策(足を運ばせる)

06 店頭の見直し
看板、照明、入口の見通し。通行人が「入っていい店か」を判断するのは数秒です。ここが弱いと、どれだけ認知を広げても入店に変わりません。
07 呼び込み
人が声をかけるのが最も効果的ですが、人手がかかります。案内や呼び込みをロボットに任せて、スタッフを接客に集中させる形も選べます。
08 期間限定の企画
「今行く理由」をつくります。恒常的な割引と違い、来店のきっかけとして機能します。
09 地域イベントへの出店
店の外に出て接点をつくります。その場で売ることより、店を知ってもらうことが目的です。
10 近隣店舗との連携
客層が重なり競合しない店と組みます。単独より少ない負担で接点を増やせます。

再来店の施策(もう一度来てもらう)

11 会員・ポイント制度
再来店の動機を制度としてつくります。ただし制度だけでは戻りません。戻りたくなる体験があることが前提です。
12 接客の質を上げる
最も効果が高く、最も時間がかかります。案内や会計といった定型業務を減らし、接客に時間を割ける状態をつくることが近道になります。
13 待ち時間の体験化
行列や順番待ちは離脱の原因であり、同時に体験をつくる余地でもあります。退屈させない仕掛けがあるだけで印象が変わります。
14 定期的な企画の入れ替え
何も変わらない店には再訪の理由がありません。小さくても変化を続けることが再来店につながります。
15 来店後の接点
SNSやメッセージで接点を保ちます。押しつけにならない頻度で、次の企画を知らせるのが基本です。

ロボットを使った集客が向く店・向かない店

展示会場で来場者の前に立つ、表情を持つ双腕ヒューマノイドOpenShell
人が足を止め、写真を撮る状態をつくれるかが分かれ目になる

ロボットによる集客が効くのは、通行量があり、足を止める余地がある店です。商業施設の路面区画、駅前、アミューズメント施設など、通りがかりの人が一定数いる立地では投稿と来店に直結します。

逆に、通行量が少ない立地や、来店目的がはっきりしている業態(予約制のサービス業など)では、話題づくりとしての効果は限定的です。その場合は案内や受付の負担を減らす使い方のほうが合います。

もうひとつの分かれ目は、続けられるかどうかです。設置初日は珍しさで人が集まりますが、何もしなければ数週間で飽きられます。話す内容や動きを入れ替えていける体制があるかどうかで、半年後の結果が変わります。

効果をどう測るか

集客施策は「なんとなく賑わった」で終わらせると、次の判断ができません。施策を始める前に、何をもって成功とするかを決めておきます。

店頭施策なら、通行人のうち足を止めた割合、入店数、滞在時間。話題づくりなら、投稿数や言及数。再来店施策なら、再訪率や会員の稼働率。いずれも施策前の数字を取っておかないと比較できないため、開始前の1〜2週間の記録が重要になります。

ロボットのような目立つ施策は、印象で評価されがちです。だからこそ事前に指標を決めておくことをおすすめしています。

よくあるご質問

予算が限られています。どれから始めるべきですか?

自店の弱点がどこかによります。認知がない段階でポイント制度をつくっても効きません。通行人はいるのに入店が少ないなら店頭、一度来た客が戻らないなら体験を優先します。まず数字を見て、穴のある層から手を付けてください。

ロボットの設置はどのくらいの期間から試せますか?

短期レンタルであれば数日から設置できます。常設を決める前に、実際の店頭での反応を確かめる進め方をおすすめしています。

効果が出るまでどのくらいかかりますか?

話題づくりの施策は設置初日から反応が出ることがあります。再来店の施策は数か月単位で見る必要があります。層によって時間軸が違うことを前提に、同時並行で進めるのが現実的です。

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