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費用

ヒューマノイドロボットの価格

「ヒューマノイドは結局いくらか」という質問には、機体代だけでは答えられません。総額のうち機体が占める割合は、用途によって大きく変わります。

展示用途と工場自動化で、機体費・開発費・運用費の比率が変わることを示した図
用途によって変わる費用の内訳

価格を決める3つの要素

ヒューマノイドロボットの費用は、機体の価格、動かすための開発費、運用にかかる費用の3つに分かれます。この3つの比率は用途で大きく変わり、展示やイベントなら機体費が中心、現場作業の自動化なら開発費が中心になります。

機体の価格帯は、小型機と等身大機で大きく異なります。同じ機種でも、二次開発に対応したモデルとそうでないモデルでは構成が変わります。為替や供給状況でも変動するため、検討時点での見積もりが必要です。

当社が公開しているレンタル料金は各機体のページに掲載しています。購入価格については、構成と時期によって変わるため個別にご案内しています。

費用の内訳

項目内容
機体本体ロボットそのものの価格。小型機と等身大機、標準モデルと二次開発対応モデルで差があります。
オプション機器3D LiDAR、ハンド、ディスプレイ、スピーカーなど。用途に応じて構成が変わります。
動作・対話の開発案内内容、会話、ジェスチャー、移動経路の作り込み。どこまで自動化するかで最も大きく変わる項目です。
学習・データ収集作業をロボットに学習させる場合に必要。対象作業の難易度と要求する成功率に左右されます。
設置・輸送搬入経路の確認、設営、輸送費。遠方や複数拠点では無視できない金額になります。
運用・保守起動と充電、点検、故障時の対応、ソフトウェアの更新。常設運用では継続的にかかります。

購入とレンタル、総額で比べる

レンタルで提供している小型ヒューマノイド Unitree G1
レンタルで提供しているUnitree G1。料金は機体ページに掲載しています

短い期間しか使わないならレンタル、長く使うなら購入。原則はこの通りですが、判断の分かれ目は期間だけではありません。

レンタルが向くのは、期間が決まっているイベント、効果がまだ読めない段階、複数の機体を比較したい場合です。最新機種が出たときに乗り換えられる点も、変化の速いこの分野では実利があります。

購入が向くのは、常設で使う、独自の開発を継続する、機体を改造する予定がある場合です。ただし購入すると保守と更新が自社の責任になります。社内に扱える人がいるかどうかは、価格と同じくらい重要な判断材料です。

総額で比べるときは、機体費だけでなく開発費を両方に足して考えてください。レンタルでも現場に合わせた開発は必要で、そこは購入と変わりません。

見落とされやすい費用

運用する人の時間
起動、充電、片付け、トラブル対応。1日あたり数十分でも、常設なら年間では相当な工数になります。誰がやるかを先に決めてください。
内容を更新し続ける費用
話す内容や動きを変えずに置き続けると、数週間で飽きられます。更新を前提とした予算が必要です。
安全確保の準備
設置場所の通路幅、来場者との距離、停止条件。柵や案内表示が必要になる場合もあります。
ネットワーク環境
遠隔操作や対話機能を使う場合、安定した回線が要ります。展示会場では専用回線の手配が必要になることがあります。
予備の時間
初回は想定通りに動かないものです。本番前に現場で試す時間を工程に入れておくと、当日の失敗を避けられます。

費用を抑えるなら、自動化の範囲を段階的に広げる

最も費用が膨らむのは、最初から完全な自動化を目指した場合です。想定外の状況をすべて処理しようとすると、開発は際限なく増えます。

現実的なのは、スタッフが遠隔操作する形から始める進め方です。初期費用を抑えられるうえ、実際の現場で何が起きるかが分かります。そこで貯まったデータと知見が、そのまま自動化の材料になります。

この順番で進めると、結果的に早く現場で使える状態になります。最初の見積もりも小さく収まるため、社内の承認も通しやすくなります。

よくあるご質問

ヒューマノイドロボットは一番安くていくらからですか?

機種と構成によって変わるため、金額を一律にお答えすることはできません。当社で扱う機体のレンタル料金は各機体のページに掲載しており、購入価格は構成と時期に応じて個別にお見積もりします。用途をお知らせいただければ、候補機体と費用感をご案内します。

機体を買えばすぐ使えますか?

展示して見せるだけであれば、比較的短期間で運用を始められます。案内や接客、作業をさせる場合は、現場に合わせた動作と対話の開発が必要です。機体の購入と開発は別の費用として見積もってください。

リースやレンタルの違いは何ですか?

短期のレンタルは、期間を区切って機体と運用支援を借りる形です。長期で使う前提なら、購入や長期レンタルのほうが総額を抑えられる場合があります。利用期間と使い方をお聞きしたうえで、どの形が合うかご提案します。

予算が決まっています。その範囲で何ができますか?

ご提案できます。予算、用途、期間をお知らせいただければ、その範囲で実現できる構成をお出しします。最初から全部を目指さず、優先順位をつけて進める形が現実的です。

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構成とお見積もりのご相談

用途、設置場所、期間、台数をお知らせください。機体候補と開発範囲を含めた構成案とあわせてお見積もりします。予算が先に決まっている場合もご相談いただけます。

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